書評・本の要約

【書評・要約】失敗の9割が新しい経済圏を作るを読んで、新規事業の作り方を学ぶ

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はい、どーもたつたつです。今回は、

失敗の9割が新しい経済圏をつくる

という本を読んだので、

  • 印象に残ったこと
  • 新たに学べたこと

などなどを書評・要約と共に紹介していきたいなと思います。

 

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「失敗の9割が新しい経済圏を作る」 書籍の紹介

 
 
自分
自分

ガッチリマンデーで見た,

冷凍パンのサービスを起業した、人の本がある!!

 
と、本屋で見つけて、手に取った本。
 
 
全国のパンを手軽に食べれるようにした、「サービスを展開しているパンフォーユーの起業秘話、失敗経験」などが書かれています。
 
  • アイデア出し、事業計画作り
  • 資金調達の方法
  • 組織マネジメント
  • 売り上げを伸ばすためにやったこと
  • 認知拡大方法

などなど、実際のノウハウが書かれているというわけではないのですが、

パンフォーユーの創業者 矢野さんが、、

「取り組んだこと、試行錯誤して、学んだこと」

などなどを知る事ができました。

個人的に、めちゃくちゃリアルな、戦略などが知れたのがためになりました

 

「失敗の9割が新しい経済圏を作る」印象に残ったこと抜粋・要約

1.粗利を大きくする方法 

粗利を大きくする要素は、技術・資格・専門性・独自性・ブランド力など。

既存店が多い市場に参入していくための差別化が必要だということ。そこでポイントだと思ったのが、独自性です。

引用「失敗の9割が新しい経済圏をつくる

例えば、車は、車を作る技術や資格を以っている会社が少なく、作るための専門性が高いので、粗利が大きくても売れます。

さらに、ブランド力や独自技術があるメーカーは、さらに粗利が大きくても売れるのです。

その中でも、パンフォーユーの最初の事業は、

  • パンメーカーとの連携で、美味しいパンを作る技術を手に入れていた。
  • 競合がいない、オーダーメイドパンで勝負しようとしていた。

と考えており、勝算を確信していたのです。

 

 

2.ロケットスタート。独自性のある商品戦略 

改めて思うのは、新しい商品、斬新なサービス、奇抜なアイデアなどは、クラウドファンディングが向いているいうこと。

新しい挑戦を面白がってくれて、サポートしてくれる人は、クラウドファンディングを見ているのです。

引用:「失敗の9割が新しい経済圏をつくる

パンフォーユーを始まる前の最初の事業である、オーダメイドパンの事業は、クラウドファンディングから始めたのです。

クラウドファンディングなら

「新しいものに敏感で、アンテナが高い人をターゲットにできる。」

というメリットがあります。また、筆者は、

  • 過去に2回以上あったことがある人に声かけをする。
  • webメディアに記事を書いてもらう。

などなど、あやゆることをして、目標金額を超えて売上を出すことができたのです。

 

クラウドファンディング

この事例のように、クラウドファンディングは、新しいことを始めたい人、またそれらに興味がある人が多く見ています。

自分
自分

だから、新しいアイデアを考案するという視点から見ても、学びは多いのではないかと思い、自分もたまに参考にしたりします。

ただ、実際にクラウドファンディングをやっている子も身近にいたのですが、

お金を集めるのにもとても苦労していたので、クラウドファンディングに事業アイデアを載せる以外にも、筆者のような取り組みも大切だと感じます。

 

 

 

3.ネット検索しても出てこない。その情報に価値がある。

事業案のベースなっているネットやSNSの情報は、世界中の大勢の人が見ています。似た事業案を考える人もたくさんいるでしょうから、独自性は低くなります。

検索しても出てこない情報、アイデアこそ、独自性が高く、事業化できればブルーオーシャンとなるのです。

引用「失敗の9割が新しい経済圏をつくる

パンフォーユーという、地域のパンを冷凍してオフィスに届けるというサービスは、賞味期限が近くなったパンを知人の会社に送りつけて始まったもの。

最初は余ったという理由で送ったものが、オフィスの方から人気に火がつき、それを福利厚生として使ってもらおうとなってできた事業です。

「オフィスの人が、冷凍したパンでもすぐ手軽に食べれるなら食べたい!」

という需要は、ネットに書いてあるでしょうか??

ないですよね、、

だからこそ、仮説を立て、顧客に意見を聞くこと、何度も実際トライしてみること。

これら重要なんだと感じます。

 

ゼミ活動で学んだこと

僕は、大学時代ビジネスコンテストに出るゼミに入っていたのですが、、

アイデア出しにすごく苦労したのですが、やっぱりそこで気づいたのがあります。それは、

「仮説を立て、お客に話ししを聞きにいき、そこでわかった真のニッチな情報に価値があるということ。」

インターネットで調べて出てきた課題などは、もう誰かその課題を解決するサービスを考えたりしています。

だからこそ、本当筆者のいう通りやなと思いました。

 

4.起業は機能で買い、個人は情緒で買う。

B to Bは、機能で買ってくるケースが多い領域。

B to Cは、どの分野においても機能性が高い商品が揃っていますから、機能性だけで売るのが難しく、情緒的価値を高めなければなかなか売れない領域。

引用:「失敗の9割が新しい経済圏をつくる

BtoCは、感情で捉える価値である情緒で買うケースが多い。

例えば、洋服は、機能として肌を隠せればなんでもいい。という人はいないと思います。

こだわって、自分が気に入った服を買います。だからこそ、普通の服よりも何倍ものお金を出して服を買う人もいるのです。

そして、パンフォーユーに置き換えると、個人向けでやる際は、パンの味以外で違う点を出さなかればならないのです。感動するパンのように、、、、

 

Bto Cは難しい

BtoCは、お客が情緒で買うという点でとても難しい事業なのではないか、と思うのですが、だからこそ、お客の感情を動かすことができれば、、

いろいろな人に自分のサービスを体験してもらえるのは、とても素晴らしいなと感じました。

Bto Bも機能で買うというのは、逆に機能がめちゃ大切になるんやなと感じました。

思わずポチッとしてしまう、Amazon・ZOZOTOWNなどのECサイト。

 

 

5.あらゆるメディアで周知を狙う。p199

個人向けや、B to C事業を展開していく際の広報では、メディア受けするテーマであることが大事。

メディア受けするテーマほど取り上げてもらえる機会が増え、広告費をかけることなく商品やサービス内容を周知することができるのです。

引用:「失敗の9割が新しい経済圏をつくる

パンフォーユーのすごいなと思った点は、

あらゆるテーマにおいても当てはまりやすい事業ということ、メディアに取り上げやすかったということ。

 

例えば、

「中食」という切り口。惣菜や冷凍食品が注目されるようになり、その中でも冷凍パンも紹介されることに。

「働き方改革」という切り口。従業員満足度を高めることが大事、という文脈で、福利厚生として取り上げられることに。

また、「サブスクリプション」という切り口も・

その中でも、矢野さんが学んだことは、「伸びている事業」「さらに伸びていきそうな事業」であることを、数字で証明することによって、「うちの番組や記事で取り上げたい」

という気にさせること。

自分
自分

一度、メディアに取り上げられるようになれば、視聴者の多くがパンフォーユーを知ってくださるので、めちゃくちゃ大切だなと思いました。

 

 

全体を通して思ったこと「失敗の9割が新しい経済圏を作る」

 
この本を読んで思ったことは、
「ピポットしてこそ、本物の事業が生まれるということ。」
元々、オーダーメイドのパン作りからはじまった、パンフォーユーですが、
今は、冷凍パンのお届けサービスになっています。
 
これも、実際に事業を始め、試行錯誤したからこそできたもの。
だからこそ、とりあえずはじめてみる大切さを実感しました。
 
 
 
 

【書評・要約】「失敗の9割が新しい経済圏を作る」 まとめ

今回は「失敗の9割が新しい経済圏をつくる

という本を読んだので、

  • 印象に残った4つのポイント

を書評・要約と共に紹介しました。

ぜひ、この記事が参考になれば嬉しいです。

 

 

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