書評・本の要約

【書評・要約】「超加速経済アフリカ」を読んで最先端をいくアフリカを知る

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はい、どーもたつたつです。

今回は、アジア・アフリカのスペシャリストである椿進さん著の

「超加速経済アフリカ: LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図」

という本を読んだので、

  • 印象に残ったこと
  • 新たに学べたこと

などなどを書評・要約と共に紹介していきたいなと思います。

 

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「超加速経済アフリカ」 書籍の紹介

ある同い年の子が、「今、エジプトがスタートアップでアツい!」

という情報を得て、興味を持ったのがアフリカです。

そこから、アフリカについてもっと知りたいと思い、「超加速経済アフリカ: LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図」を手に取りました。

この本では、

  • アフリカの未来ある市場
  • アフリカでのビジネスチャンス
  • 浸透している最先端技術
  • アフリカの暮らし
  • アフリカ進出成功のヒント

など、アフリカの現在〜未来のビジネスについて幅広く、知ることができます。

自分
自分

アフリカで広がっているビジネスなど、知らないことが多すぎて、めちゃ色んなことが知れて、とても面白かったです。

ということで、

  • 自分の知らない世界を知りたいという人
  • アフリカ進出を考えている人

などなどにおすすめかなどと思います。

 

超加速経済アフリカ 印象に残ったこと抜粋・要約

1.アフリカ大陸はインドの10倍も大きい 

アフリカについて、まず驚かれることがあります。それはアフリカは想像していたよりも大きい、ということです。

引用:「超加速経済アフリカ: LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図」

 

この本を読んで一番びっくりしたのが「アフリカ大陸の大きさ」。

アフリカ大陸は、南北は約8000キロ、東西で約7400キロあります。

これは

  • 南北では、東京からシアトルまでの距離7687キロ
  • 東西では東京からインドのムンバイまでの6738キロ

それより長いのです。(笑)

自分
自分

アフリカ大陸の大きさが東京からアメリカ行くよりでかいって想像できないですよね~笑

謎の男
謎の男

だからこそ、そんなアフリカ大陸は市場的にも大きいし、アフリカに一つ拠点をおく!みたいなことは、全然まかないきれないから的外れなんやで!

 

2.アフリカ版TikToKが急成長 

今や中国のマーケティングは完全にこのライブマーケティングにシフトしています。世界ではすっかりこちらが主流になってきています。

そして同じことがアフリカでも起きているのです。

引用:「超加速経済アフリカ: LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図」

 

今、アフリカはアフリカ版TikTokと呼ばれる「Vskit」が若者たちに人気になっています。

それは、面白い動画があるだけではなく自分が気に入ったものを動画で紹介し、そこから買ってくれたらアフィリエイトがもらえる仕組みもあるからです。

そしてこれこそが、世界最先端のマーケティング手法になっているのです。

これにより、アフリカでは、このアプリで生計を立てる学生なども現れてきているのです。

自分
自分

中国で成功したモデルがアフリカでも人気になっているということは、日本にもそのうち、ライブマーケティングが来るんじゃないかなと思いました。

 

3.既得権益者がいないとイノベーションのスピードは高まる 

Uber型物流の「Kobo360」しかり、既得権益者がいないところで「本質のニーズ」に対してI T技術でソリューションを提供し、大ブレイクする。

これが、アフリカビジネスの新しい醍醐味です。

引用:「超加速経済アフリカ: LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図」

日本では、コロナで大きな打撃を受けたタクシー会社がモノを運ぼうとするのだけで、大騒ぎだったり、遠隔地診断も、医師会の強い反対があってなかなか実現してません。

その分、アフリカは既得権益者がいないため、AIを使うドローン、自動運転のようなサービスなどの実験場として最適であり、ベンチャーにも十分チャンスがあるのです。

謎の男
謎の男

何か新しいビジネスをやるとなると、それによって不利益を被る人、シェアを取られる可能性がある人が、そのビジネスをやらさないようにしたりする動きがあるよな〜

これがアフリカでは、例えば、そもそも銀行があまりないので送金のサービスができたり、固定電話がないので、電話のサービスができたりします。

自分
自分

だからこそ、新しいサービスをやる・成功させるには、アフリカはうってつけやなと思いました。

 

4.中国はなぜ、アフリカに深く食い込もうとするのか 

物価水準が近いため、中国の商品がそのままアフリカで売れるのです。

こうして中国は、貿易で輸出入ともに最大相手国となり、インフラ投資や人の交流なども大規模に行い、アフリカに大きな影響力を持つようになりました。

引用:「超加速経済アフリカ: LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図」

ナイロビでは、ナイロビ新幹線開通に向けて、約3500億円のプロジェクトが進んでいるのですが、約8割以上が中国からの融資です。

そして、そのうちの多くは中国の車両、レール、システムなどとして支払われ、中国が受注しています。

それくらい中国は、アフリカでインフラ投資を進めています。

これは、資源の確保、国際世論の形成の意味があるのです。

自分
自分

特に、国際世論を中国の見方につける、アフリカにおいて影響力を及ぼし、国際世論を形成するというのはうまいな〜と思いました。

 

5.当たり前が当たり前ではないからこそできること

今は、アフリカで成功しているビジネスは、そこができているものが多いと感じます。

  • アフリカの真のニーズに気がつくこと
  • それを商品化・サービス化すること
  • さらに当たり前のことを当たり前として実践すること

引用:「超加速経済アフリカ: LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図」

日本では、当たり前の「笑顔で接客する、早く注文を出す。」などがアフリカでは、当たり前ではありません。

そのため、それができるだけでアフリカでは、大きな支持を得ることができます。

日本の最大の強みは、

  • 成功例を知っていること
  • 当たり前のレベルを知っていること

日本の1900年代起きたことがアフリカでも起こると言われております。

謎の男
謎の男

だから過去の成功例、当たり前のことをを当たり前にやることで、アフリカで成功する可能性が高めることができるやで。

 

全体を通して思ったこと「超加速経済アフリカ」

 
この本を読んで、一番印象深かったのは、「中国のアフリカへの大規模インフラ投資」
 
自分
自分

これから、アフリカのものがどんどん中国のものになっていくと、どんどん中国は儲かるし、アフリカの国の多くが中国の味方なら、中国はどんどんこれから影響力大きくなってくるな〜と思いました。

 
だからこそ、これから中国に関係した何かをやっていくのもありやなと思いました。
 
 
 

【書評・要約】「超加速経済アフリカ」 まとめ

今回は「超加速経済アフリカ: LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図」という本を読んだので、

  • 印象に残った5つのポイント

を書評・要約と共に紹介しました。

ぜひ、この記事が参考になれば嬉しいです。

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