はい、どーもたつたつです。
今回は、「食べログとくふうカンパニーを育てた男」
くふうカンパニー代表取締役の穐田誉輝さんを中心に描いた
「ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー」
という本を読んだので、
- 印象に残ったこと
- 新たに学べたこと
などなどを書評・要約と共に紹介していきたいなと思います。
「ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー」書籍の紹介

- カカクコム
- 食べログ
- クックパッド
上記などの会社を成長させ、成功に導いた現・くふうカンパニー代表取締役社長の穐田誉輝さんが、「どんな人生を歩んできたのか」を知ることができます。
- 会社員時代
- カカクコム創業時代
- 食べログ・クックパッド経営時代
などなど、それぞれの時代にどんなことを考え、どんな行動をしてきたのかをコンパクトな形で知ることができます。

そもそも、どんな人がカカクコムを作ったのか知らなかったのですが、まさか同じ人がクックパッドなどにも関わっていたとは思わなかったです。
「ユーザーファースト 」印象に残ったこと抜粋・要約
1.巨大なライバル ディールタイムとの戦い

穐田がカカクコムに来てから1年が過ぎた頃、巨大と思えたライバル、ディールタイム日本法人はサービス中止し、その後、事業は清算された。
カカクコムは、いつの間にかディールタイムに勝利していたのだ。
社外取締役としてカカクコムで奮闘時、同業で有力な企業のアメリカの「ディールタイム」が、豊富な資金力と、優秀な人材を表に立てて、日本に進出してきました。
その際、カカクコムは
「パソコンの販売店、仕様、価格、そして仕様のディールタイムまで載せた」
上記などにより、細部まで情報を載せ細かいところまでのこだわりと追求心で、ライバルのディールタイムを撃退した。

多くのサービスが、大企業など参入してくる昨今、資金や人材だけで勝てない時にこそ、気力と粘り強さと繊細な配慮で勝つことの大切さを感じました。
2.ユーザーのコミュニティを育てる

カカクコム、食べログ、クックパッドのユーザーは自分たちのことを同じ目的を持つ同士と思っている。しかもタダで情報を得ている。得だと思っている。
そのため、自発的なコミュニティができる。
穐田さんは、クックパッドなどのユーザーを同じ目的を持つ同士と考えている。
そのため、そのコミュニティをリスペクトし、裏切らないような経営をしていたのです。
例えば、
- サイバー攻撃によりサイト閉鎖後、復活時にはユーザーに向け、プレゼントキャンペーンをする。
- クックパッド時代、楽天レシピがレシピ投稿してくれた人にポイント付与していたのに対して、お金目的で投稿する人が増えるとレシピの質が落ちる、殺伐としたサイトになることを考え、ポイント付与は行わなかったこと。
などなど、常連ユーザーのことを考え、ピュアなコミュニティを保つことを意識していたのです。

ユーザーのことを考え、容易にユーザーにメリットがあるような資金を使った策を取らないことは、サービス的にも、資金的に大事だと感じました。
3.穐田誉輝、投資と経営を語る

長い付き合いが大事。この1回の結婚式でいくら儲けるかというより、そこで満足してもらって、くふうカンパニーの他のサービスも使ってみようと思ってもらえたら。
穐田さんは、お金を稼ぐことだけを目的としているのではなく、
- よく知らない他者から、サービスを褒めてもらうこと、人に喜んでもらうこと
- 一緒に働いていた人が偉くなること、立派になること。
上記がモチベーションで経営を行っているということ。
だからこそ、ユーザーの声を集めて、サービスに反映させることを意識しているのです。

「1年で儲ける競争だったら負けるけれど、一生かけて儲ける競争だったら勝つ。」と考えており、長期的にサービスを使ってもらうこと、ファンを増やすことを意識して取り組んでいることがタメになりました・
【書評・要約】「「ユーザーファースト」まとめ

今回は、
「ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー」
という本を読んだので、
- 印象に残ったことの要約
- 読んでみての感想
などなどを紹介しました。
ぜひ他の記事も読んでくれたら嬉しいです。

